設定判別についての情報で、

判別役出現回数	設定1-5	設定6
10G中0回	90%	10%
10G中1回	1%	99%

のような表を見かけることがあると思いますが、
この機種で実際に10G中に判別役が1回出現したときに、
その台が設定6の確率が99%だということだと思ってる方が対象の記事です。

設定が1から6だとめんどいんで、1or6で説明します。
ある機種を10G回した場合、ある役の平均出現回数が、
設定1: 1回
設定6: 9回
だとします。
1G回した時の平均出現回数は、
設定1: 0.1回
設定6: 0.9回
になるわけですが、
もしも1G回して対象の役が出現しても、
「設定6の確率が90%」
とはなりません。
なぜなら、
設定1と設定6の設置比率が1:1とはかぎらないからです。
もしも設定1と設定6の設置比率が1:1なら設定6の確率は90%ですが、
かりに、この機種が10台あり、
設定1: 9台
設定6: 1台
で、まったく稼働していなくて、適当に台を選んだ場合、
設定1に座る確率が90%で、設定6に座る確率が10%なので、
1G回して対象の役が出現したとしても、
設定1が9倍なので、設定6の確率は50%です。
ってな感じで、
各設定の設置比率がわからなければ、
「設定6の確率がxx%」
などという数値は絶対に出せません。（100%又は0%なら別ですが。）

ようは、打ってからの判別も重要だけど、
打つ前からホールにどの程度の設定が入ってるかを考えることも重要ってことね。
設定6を絶対に使わないようなホールなら、どんなに判別結果がよくても、それは「設定6の確率0%」ですからね。